物件購入前に行う外壁調査⑤ ~屋根編~

不動産投資の物件選びでは、建物の状況を自分の目で直接見て確かめる現地調査が重要です。外壁材には、さまざまな種類があります。アパートなどでよく使用されるサイディングをはじめモルタル、ALCボード、タイルなど。見た目はもちろん性能性、修繕費用など多くの違いがあります。現地での外壁調査のチェックポイントや修繕方法についてのご説明をしますので参考にしてください。


今回は屋根ついてです。

屋根も外壁と同じく新築から10~15年経ったら塗り替えが必要になります。屋根は普段あまり目にする部分ではないので、劣化していても気づかないことが多い箇所です。屋根のメンテナンスがしっかり行わなければ、雨水などが屋根に染み込んできて劣化していき、最悪雨漏りなどにより家の被害が大きくなっていきます。屋根の劣化症状について紹介していきます。


屋根にコケが生えている場合屋根の日当たりの悪い面や、水はけの悪い面によく見られる劣化症状です。コケは屋根の塗膜が剥がれた箇所に繁殖するので、屋根が塗膜で守られていないサインになります。高圧洗浄を行った後、下塗りをしっかり塗布すれば塗装メンテナンスが可能な状態です。屋根材の割れや欠けは、屋根材が脆くなってしまったために起こる劣化症状です。塗膜が剥がれ、吸水し脆くなってしまっているので割れや欠けが発生します。塗装で吸水を抑え、これ以上脆くならないようにすることは出来ますが、既にダメージを負った箇所までは回復できません。あまりにも割れや欠けが多い場合は、屋根塗装ではなくカバー工法による屋根改修工事などをおすすめします。


こちらは「ニチハ」というメーカーの「パミール」という屋根材です。2000年を境に健在にアスベストを使用できなくなったため、ニチハさんは薄いスレートを何層にも重ね高温で圧縮する手法で作ったスレート材を発売しました。しかし、このスレート材は写真の通り層と層が剥離してしまう「層間剥離」という現象を引き起こしてしまい、比較的早い段階でぼろぼろになる建材となってしまいました。パミールは層を重ねて作られるため、表面に塗装をしても一番上の層から剥がれてしまうので塗装メンテナンスは意味がありません。もし、「パミール」という屋根材の修繕を行うことになった場合は屋根塗装ではなくカバー工法による屋根改修工事などをおすすめします。



ベストウイングテクノは1961年創業以来半世紀以上にわたり防水工事を中心に数多くのマンション、アパートの修繕工事に携わってまいりました。投資不動産購入前の外壁診断のご相談も無料で承っております。投資不動産の購入を考えているお客様、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。


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