屋外階段等の防腐処置等のガイドライン(前編)

八王子市で発生した木造アパートの屋外階段崩落事故は、入居者が亡くなるという痛ましい結果となり、社会に大きな衝撃を与えました。このような建物の危険性が原因で事故が起こった場合オーナーの責任が問われるのか等、気になるポイントと当ガイドラインの概要についてを前編・後編に分けて説明したいと思います。

建物についての大家の民事責任は?

大家さんの中には自分が貸している物件で万が一、事故が起きたらどのように対処すれば良いのか、自分の物件は本当に大丈夫なのだろうかと不安になった方もいらっしゃると思います。大家さんは民法上、建物の所有者として工作物責任という法的責任を負い、基本的には建物の所有者であるということだけで、建物の危険性が原因で生じた損害について賠償責任が生じるという点です。さらに、所有者の工作物責任は無過失責任であり、無過失の場合でも責任が生じるということも押さえておく必要があります。


二度と階段崩落事故を起こさないために

八王子の木造アパートの階段には防腐処理が施されていなかったこと、また、階段と踊場の接合部が腐食していたことなどが明らかになり、適切な防腐処理の重要性が再認識されました。実はこれまで防腐処理の内容や方法、劣化を防ぐための維持管理の基準などについて目安となるものはありませんでした。そこで国は、二度と同様の事故を起こさないために「木造の屋外階段等の防腐処置等ガイドライン」を策定しました。次回は「ガイドライン」の内容を踏まえつつ大家さんが物件を安全に維持管理するために必要なポイントについてお話します。屋外階段のある木造アパートをお持ちのオーナー様だけではなく、RC造や鉄骨造の物件をお持ちのオーナー様にも是非知っておいて頂きたいと思います。





ベストウイングテクノは1961年創業以来半世紀以上にわたり防水工事を中心に数多くのマンション、アパートの修繕工事に携わってまいりました。投資不動産購入前の外壁診断のご相談も無料で承っております。投資不動産の売却・購入を考えているお客様、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。


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