雨漏りの原因③

建物は、時間の経過とともに劣化するものです。 それは竣工したその日からすでに始まっています。 日差しや風雨などの自然環境による劣化、 経年使用による損傷。 建物の環境や使用状況によって異なりますが、 そのまま放置すると、建物の寿命を縮めるばかりか 資産価値の低下を招き、 入居者様の安全や健康においても支障をきたす恐れがあります。 そうした事態を避けるために必要不可欠なのが、 不具合の早期発見と措置です 雨漏りの可能性の高い原因箇所について紹介していきたいと思います。


今回は屋上からの雨漏りについてです。



①シート防水の劣化
耐用年数がゴムシート防水で10年~15年程度、塩ビシートであれば10年~20年程度と比較的長いシート防水も時間の経過とともに様々な劣化や不具合が表面化してきます。シートを敷設するという施工方法である以上、必ずシートの端部分が存在します。上記結合部同様、このような部分は漏水のリスクとなりえます。例えばパラペットの立ち上がり部分やドレン周りなどシートの末端部分は特に注意が必要です。点検時はシートの劣化のみならずシートの端部処理が適切に行われているか、パラペットの笠木部分や雨仕舞に不具合がないかなどもきちんと確認する必要があります。


②パラペット・防水層の亀裂
パラペットは雨水を屋根の勾配や自然の流れに任せず、その内側の陸屋根の排水溝に治める仕組みです。一般的な屋根も勾配に沿って流れてきた雨水を雨樋に治めるのですが、設置されている位置が大きく異なります。パラペット内側の排水溝や箱樋も真下は室内です。それに対し、一般的な屋根に付けられている軒樋は真下は何もない空間です。位置関係を比べてみてもパラペットは大きなリスクを抱えていることが分かります。その為、パラペットなどに亀裂などがあれば雨漏りの可能性があります。



③排水ドレンからの漏水

ドレンのトラブルで良く起こるのが「詰まり」です。陸屋根やルーフバルコニー、ベランダなど外部から来る埃やゴミなどの異物が溜まりやすい状態にあります。この排水ドレンが詰まってしまうと適切に雨水が排水されずプールのように水が溜まってしまい、劣化した防水層から水が浸入してしまい雨漏りの原因となります。また、排水ドレンは鉄製の材料を用いているものが多く、水が溜まっている状態を放置しておくと錆が発生し劣化しやすい状態になります。ドレンが劣化し防水層との間に隙間ができたり、ドレン自体にヒビが入ったり破損してしまうと、それが雨漏りの原因としまいます。


投資不動産の物件選びでは立地や環境、駅までのアクセス、室内の設備など確認すべきことは多岐に渡ります。建物の劣化状態がわからないまま購入すると思わぬ出費がでてきてしまい、当初予定していた収支と合わなくてなってしまいます。購入前には建物の劣化診断を行ない事業計画に予測金額を織り込むようにしましょう。



ベストウイングテクノは1961年創業以来半世紀以上にわたり防水工事を中心に数多くのマンション、アパートの修繕工事に携わってまいりました。投資不動産購入前の外壁診断のご相談も無料で承っております。投資不動産の購入を考えているお客様、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。


ベストウイングテクノ株式会社

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